笑と笑と(ショートショート)

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あ行

第六十回 笑と笑と・【一日一善】

一日に一つの善行をして、それを積み重ねるようにしなさいという教え。「一日一膳って糖質オフかよって思ってたけど、善のほうね。安心したわ~」「6杯たいらげてから言うことじゃないけどね…」【談】“にべもなく” の回で登場した大食漢が再び登場です。...
さ行

第五十九回 笑と笑と・【示唆】

それとなく教えること。また、暗にそそのかすこと。「大人になるってことは、サッカーするときに一斉にボールに群がり団子状態にならないってことかもしれない」「対象物から距離を置き、視野を広げて物ごとを運べってことを示唆してるのかもね…」【談】尋常...
ら行

セクシーしりとり磐石 ろ・【ロマンスグレー】

脂ぎった中年のおじさんは “助平そう” という感じはしても “セクシー”はあまり感じません。しかし “枯れ” の中にもほんのりと色気を感じさせるのがこのロマンスグレー。哀愁、がキーワードでしょうか。
か行

第五十六回 笑と笑と・【堪える】(こたえる)

耐える。こらえる。我慢する。「自分にとっても “あ、微妙かな…” っていう手料理を出したときの感想として一番堪えるのは “まずい” よりも “まいったな…” だと思う…」「手料理と共に明らかに何かを飲み込んでるよね…」【談】飯炊き当番として...
ら行

第五十五回 笑と笑と・【落胆】

気力を落としてがっかりすること。「よく論争になることだとは思うけど、私はアニメの実写化には快く賛成できない」「原作好きだとなおさらね…」「実写版セーラームーンのルナがぬいぐるみになってたときの落胆は未だに拭い去ることができないし…」「もう話...
ま行

第五十四回 笑と笑と・【見誤る】

見て捉えたところが別のものだというような、間違いをする。「車のワイパーを止めるタイミングを見誤るたびに、自分はつくづく運動神経が無いんだなと思う」「半目状態で止まったときの情けなさよ…」【談】霧雨のときのワイパーの選択にいつも迷うし、北国の...
た行

第五十三回 笑と笑と・【太刀打ち】

実力で張り合うこと。まともに勝負すること。「朝、寝坊して慌ててその辺のもの着て家飛び出してさ、よくよく自分の格好見たときに上下カーキ色だったときの衝撃ったらないよね」「RIKACOでもその組み合わせには太刀打ち出来ないと思うわ…」【談】実際...
は行

第五十二回 笑と笑と・【翻って】

今までとは別の方面に目を転じて。「エントリーシートに自分の長所を出来る限りたくさん書けってあって、頑張っても3つしか浮かばないんだけど、この “小銭の落ちた音に誰よりも早く反応して拾える” っていうのは書いてても大丈夫かなぁ?」「翻って短所...
あ行

第五十一回 笑と笑と・【おいそれと】

依頼、必要に対して、すぐさまには(応じられない)。きがるに。「手っ取り早くヤベー奴感を出すにはマスクに凝るのが一番よね。迷彩とか」「おいそれと声かけられない雰囲気がね…」【談】黒いマスクの人には動きを止められ、後ろから “トリートメントはし...
さ行

第五十回 笑と笑と・【浸透】

水などがしみとおること。また、思想、風潮、雰囲気などが次第に広範囲に行きわたること。「突然ですがクイズです、デデン!」「いつもながら唐突だな」「ことわざ穴埋め問題です。○○を埋めなさい。 “柳の下にいつも○○がいるとは限らない”。 さて何?...
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