笑と笑と(ショートショート)

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は行

第八十回 笑と笑と・【捗る】

仕事が順調に仕上がっていく。物事がうまく進む。「掃除ってめんどくさいけど、はたきを手に持つとやる気が出て捗る。気がする」「何だろうね、魔法のステッキを彷彿とさせるのかもね」【談】幼稚園児の娘も一時期、おもちゃの魔法のステッキを振りかざして遊...
か行

第七十九回 笑と笑と・【豪胆】

危険、困難に臨んでも、大胆に物事を処する態度。「この道を行けばどうなるものか。危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ、行けば分かる…!」「狭っ。細っ。暗っ…。…この道で大丈夫…?」「カーナビで車幅を全く考...
か行

第七十八回 笑と笑と・【肩透かし】

相手の勢いをうまくそらし、その努力を無効に終わらせること「子供の頃、氷砂糖を冷たいお菓子だと思ってて、口に入れた瞬間に常温だった時の肩透かし感が未だに忘れられない」「完全に舌の受け入れ態勢は整ってたからね…」【談】何年か前にファーストフード...
や行

第七十七回 笑と笑と・【邪(よこしま)】

正しくないこと。道に外れていること。また、そのさま。「今期のプリキュアにキュアミルキーってキャラがいるんだけど」「天の川モチーフの緑のキャラね」「天野川って乳の道とも言うじゃん?だから脳内でこっそり “キュア母乳か…” って変換しちゃうんだ...
た行

第七十六回 笑と笑と・【帳消し】

差し引いて功罪・損得や負い目がなくなること「どんな料理も美味しそうに見せる魔法の粉・パセリを振りかけてみても、ポテトサラダの失敗を帳消しに出来なかった…」「玉ねぎを水にさらす時間、見誤りがちだよね…」【談】白一辺倒、茶色一辺倒の料理でも、粉...
か行

第七十五回 笑と笑と・【関門】

関所の門。比喩的に、通過するのが難しいところ。「自分の記憶力が衰えていないかどうか、定期的におそ松くんと七福神を全員言えるかで確認してる」「毘沙門天と一松あたりが関門だね」【談】一番難しくて忘れそうな人物(寿老人&福禄寿、十四松)は逆に印象...
は行

第七十四回 笑と笑と・【風物詩】

風景または季節をうたった詩。また、季節の感じをあらわしているもの「麦茶と間違えてめんつゆ飲む、ってもう夏の風物詩として定着させちゃっていいよね?」「めんつゆの残り冷蔵庫に冷やしている時点で事故フラグよね…」【談】両者とも薄茶色の液体で、透...
は行

第七十三回 笑と笑と・【日の目を見る】

今まで埋もれていて誰にも注目されていなかったことが注目されること 「いざというときのためにかばんのポケットに入れてた絆創膏、日の目を見る前に袋から剥き出しになって朽ち果ててたわ…」「使命を全うしたかっただろうに…無念…」【談】ファミレスで...
ま行

第七十二回 笑と笑と・【見切り発車】

議論などが十分に尽くされていない段階で、決定を下し、実行に移ること「JR山手線の新駅名が “高輪ゲートウェイ” に決まったらしいじゃん」「らしいね」「それって公募では130位の順位のやつらしいのよ」「まぁ選考に関しては不透明よな」「記者会見...
か行

第七十一回 笑と笑と・【擬態】

他のものの様子に似せること。「日常生活において最も身近なテロリストといえば、やっぱ米びつに虫、かな」「まんまと米に擬態してるからね…」【談】いつものように米びつを開け、計量カップをざっくと突っ込んだ瞬間、羽虫が現れ、もしやと思いすくった米を...
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