笑と笑と(ショートショート)

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あ行

第五百回 笑と笑と・【穴があったら入りたい】

身を隠したいくらいに恥ずかしい。「こないだ旦那がさー、”これ、社長にもらったんだけど…” って洒落た包装紙に包まれた箱もらって帰ってきたのよ。サイズ的にお菓子っぽかったし、ちょうど夕飯の後だったからお茶入れて、子供たちも呼んでテーブル座った...
た行

第四百九十九回 笑と笑と・【ツボにはまる】

ある物事や状況が、人の興味や感情、または特定のポイントにぴったりと合う、または強く共感すること。「”笑いのツボ” には何回だってハマっていい。でも ”便壺” にはもう二度とハマりたくないのよ…」「なんで毎度毎度下がってるテイで座ってしまうの...
た行

第四百九十八回 笑と笑と・【天使が通った】

会話や座談がとぎれて、一座の者が黙り込むことをいうフランスのことわざ。「よくさぁ、盛り上がってた会話が一瞬途切れてシーン…ってなったときのことを ”今、天使が通った” とか言うじゃん」「言うねぇ。フランスかどっかの言葉だっけ」「だから今、段...
あ行

第四百九十七回 笑と笑と・【一蓮托生】

結果のよしあしにかかわらず行動や運命を共にすること。「見た目スッキリ、収納もばらけなくて良いのかもしれないけど、そこは一蓮托生じゃなくて1本1本独立しててほしいかなって思う」「洗うの面倒だよね。計量スプーン全部つながってると…」【談】よく輪...
た行

第四百九十六回 笑と笑と・【展開】

広くひろげること。また、広くひろがること。「木の食器とかカトラリーって、見た目は100点だけど、実用性、という点で見ればちょっと扱いづらいじゃない」「あー。皿にはラップかかんないしね」「フォークの溝が上手く洗えないし」「スプーンもうまく口に...
な行

第四百九十五回 笑と笑と・【にっちもさっちも】

物事が行き詰まり、身動きが取れないさま。「 ”メビウスの輪” ってメビウスさんって人が発見したからその名がついたらしいんだけど、どのタイミングで発見したんだろうね?」「さぁ…数学者の人なんでしょ?数式解いてるときとかじゃないの?」「私が思う...
た行

第四百九十四回 笑と笑と・【チャネル】

集客するための媒体、流通経路。「ねぇお母さん、見てー」「ん?なぁに?」「ほら、このたい焼き屋のおじさん、この服どこで買ったのかなぁ?」「え?…この鯛の柄の服?」「うん。そう」「うーん…。やっぱり…しまむらかなぁ…」「しまむらかぁ。変わった柄...
ら行

第四百九十三回 笑と笑と・【烙印】

ぬぐい去ることのできない汚名。「ペディキュア塗っていないと、植松氏に ”おブス” の烙印を押されちゃうらしいんだけど、もう年齢的に素足にサンダルもきつくなってきたから、真夏でも靴下+素爪 (すづめ) でこの先乗り切っていこうかと思う」「なる...
た行

第四百九十二回 笑と笑と・【体勢】

からだの構え。姿勢。「おはよー」「おはよー。あ、今日のそのワイドパンツ可愛いー」「いーでしょー。春だから明るい色買っちゃった♪」「いーじゃんいーじゃん。んで?どっち派?ガニ股派?内股派?」「…え…何が…?」「wやだなートイレでズボン下ろすと...
か行

第四百九十一回 笑と笑と・【更新】

新しく改めること。また、改まること。「スマホアプリのアップデートすら溜まっていくのに、そりゃ自分自身のアップデートも滞るよな、っていつも思う」「風呂に浸かった後に思い出すよね。前髪と爪切るの今日も忘れたな、って…」【談】どちらも出来れば事前...
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