第二百五十七回 笑と笑と・【逆鱗に触れる】

か行

天子の怒りに触れる。また、目上の人を激しくおこらせる。



「今日ちょっと笑っちゃったことあってさー」


「何なに?」


「夕方カズマお迎えに行ったとき、園長先生が草刈りしてたのよ。運動会近いからさ。それでどうもー、ってあいさつしたんだけど…」


「…けど?」


「あの子最近さー、スマブラにハマってるでしょ?」


「あー。リョウスケとよくやってるな」


「んでたまにスマブラのカービーの真似事してさ、ヤー!とか見えない敵と戦ってるでしょ」


「wやってるやってる」


「それを先生の前でもやったの。ハーヤヤー!って。そしたら先生がニコニコ笑いながら “フフ…あらあら…何の真似かしら…” って…」


「www」


「いや、分かるのよ、“何のモノマネしてるのかなー?” っていう意味で言ったってのは分かるのよ。でも何か眼鏡の奥がキラリと光った気がして…」


「バトルモードに突入か…?」


「園庭がステージに…」


「武器は草刈機でな」


「あつ森のしずえさん的キャラかしらね」


「いや、強さはおそらくジョーカー並みだろ…」


【談】
娘と団体戦をやるも、私が一向に勝てないのでボソっと “もうカービーで戦うの飽きた…” と言われる始末で、最近はやろう、とお声も掛かりません。めちゃくちゃにボタンを押して波動拳が出たらラッキー、というスト2の時から変わっていない操作方法が敗因と思われますが、小4から成長できていません。

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