第三百九十二回 笑と笑と・【幽体離脱】

や行


意識や霊魂が肉体から離れているとされる状態をいう。




「私が持ってる修正テープとテープのりがさぁ、双子かな?って思う位そっくりなのよ。ほら」




「w確かに。ぱっと見は見分けつかないね…」




「だからしょっちゅう間違えるんだけど、修正テープを貼りたかったところにテープのり貼っちゃうのはまだいいのよ。上からまた貼ればいいから」




「なるほど。その名の通り修正がきく訳ね」




「でもテープのり貼るところに修正テープ貼るとダメなのよ」




「え、それも上から貼ればよくない?」




「上からテープのり貼ると、修正テープ巻き込んでめくれあがって幽体離脱状態になるの」




「ざ・たっち現象…」


【談】
使って戻すたびに “どっちがぼーくだ?” 状態にリセットされてしまうので、最近はイチかバチかで蓋を開け、当たってたらラッキー、ということにしています。

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