第百十六回 笑と笑と・【洗練】

さ行

人柄や趣味などを、あかぬけのした優雅・高尚なものにすること。


「蓋を開けてみないと分からない、の最たるものが醤油差しだと思う」

「洗練されたフォルムと液垂れしなさ具合は何故両立しないのかね…」


【談】
実家の醤油差しを使うたび、“ダサい、しかし全く液垂れしない…!” と、畏怖の念でその愚鈍なフォルムを眺めています。スーパーで売っているそのレトロな瓶が一番使い勝手がいいのは分かってはいます。が、捨てきれない “オシャレキッチンへの憧れ” が邪魔をしてどうしてもその実家感漂う瓶を受け入れることが出来ません。かといってお高めの素敵醤油差しで冒険して失敗したくない…。
結果、100均の醤油差しを使うたびに拭く、というみみっちい生活してを送っています。早く醤油差し問題から解放されたいです。

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