第四百十一回 笑と笑と・【咄嗟】

た行


ごくわずかな時間。





『こちらが現場です。閑静な住宅街で事件は起こりました。それでは隣人の方にお話を伺ってみましょう』





『いえね、そろそろ寝ようかしらって思ってた時に、お隣の小松さんのおうちから “ウホォーゥ!!!” って声が聞こえて…』


– – – – – –


「…っていう事態にならないためにも “キャー!!!” っていう悲鳴の練習しておいた方がいいかなぁ?」





「うーん…。そんな咄嗟のときまで女子意識してらんないしねぇ…」



【談】
私の場合、咄嗟に出る悲鳴が “ウホォーゥ!!!” という威嚇ゴリラ系か、“ヒィィア!!!” という乙女BKB系かのどちらかなので、二重の意味で何らかの事件に巻き込まれませんようにと祈るばかりです。

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