第二百八十七回 笑と笑と・【烏合の衆】

あ行

規律も統一もなく寄り集まった群衆。




「…ただいまー」


「お帰りー。遅かったね」


「いやー参った。年末進行でスケジュール詰まってきちゃってて…チビたち、もう寝たよな?」


「3人とももう寝たよ」


「んじゃ、天使の寝顔でも見てくるか」


「起こさないでよー」


「大丈夫大丈夫」






「…寝てた寝てた。3人とも雁首揃えて可愛く寝てたわ」


「不祥事起こした烏合の衆、みたいに言わないでw」


【談】
寝ている姿は確かに天使そのものなのですが、イカロスよろしく墜落の危険があるため、こまめな温度調節、衝撃を和らげるクッションの配置など、なかなか気が抜けません。




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