第百十二回 笑と笑と・【不覚】

は行

心や意識がしっかりしていないこと。思わず知らずそうなること。また、そのさま。




「最近さ〜佐藤君とイイ感じなんだよね~」



「そうなの?タイプじゃないとか言ってなかったっけ?ドSの山本君がいいとか」



「そうなんだけど、こないだの飲み会で調子乗ってガンガン飲んだら外で戻しちゃってさ~。佐藤くんがめっちゃ優しくて、不覚にもときめいちゃったんだよね~。 山本君には汚物もろとも冷めた目で見られたけど」



「あーなるほどね、それゴギブリ仕留める時と一緒だわ。案外殺虫剤じゃなくて身近な台所用洗剤でコロっと死ぬんだよね」



「いや誰が生態系ほぼ害虫だよ」



【談】
よくゴギブリ並みの生命力、などと例えとして出されますが、殺虫剤を振りかけて外に追い出したのに、翌朝見たらまだヒクヒクしていた時には流石に驚きました。…そんなにもこの世に未練が…?何故そこまで生に執着するのか…?ちなみにクマムシという微生物は何をしても死なないそうです。生って何だ。

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