情けないほど意気地がない。まったくだらしがない。
「あ、このシール可愛いー」
「本当だー。買ったら?」
「でもやめとく。スケジュールシールって買わないようにしてるのよね」
「何でよ、手帳持ってるんだし貼ったらいいじゃん」
「“デート” のシールだけがいつまで経っても残ってることに耐えられなくて…」
「なるほど…不甲斐ない思いは来年に持ち越したくないよね…」
【談】
小学生の時購読していた月刊の少女漫画紙にもよくこのスケジュールシールが付録で付いており、やたら枚数の多い “デート” のシールが使うことなくどんどん黄ばんでゆくのを切なく見ていたことが懐かしく思い出されます。同じような理由で2月号に付いていた “バレンタインラッピング” も毎年使うことなく闇に葬り去られていたことも付け加えておきます。
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