第二百九十一回 笑と笑と・【風味】

は行

飲食物の香りや味わい。




「最近娘の後追いが酷くてさぁ。トイレもゆっくり入れなくて…」


「分かる。うちも前はそうだったなー」


「お茶飲みたくても、キッチンにずっといると泣いちゃうからさー。もう何番煎じよ?っていう、うっすいうっすい出がらし飲んで…」


「そこまでくると茶風味の白湯よね」


「もう水分補給が給水。ポイントで給水してまたレースに戻るっていう…」


「“子守り” という名の競技のアスリート…。本当毎日お疲れ様…」




【談】
ソファーにゆったりと座りテレビを見つつ、サイドテーブルにお菓子とコーヒーを置いて優雅なひと時を…というコーヒーブレイクをもうここ何年も過ごせていません。あと少しの辛抱かなと思いながら、ダイニングテーブルにコーヒーを置きつつ飲む立ち飲みスタイルで束の間の休憩を取っています。

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