第四百七十回 笑と笑と・【沈黙】

た行

口をきかないでいること。だまりこむこと。




「よくさぁ、寒いときには体にある三つの首を温めると効果的、ってよくいうじゃん」




「首、手首、足首ね」




「逆にさ、おしゃれするときには3つの首を出すとすっきり見える、ってよくいうじゃん」




「女性誌とかでいわれてるやつね」




「そのことについて沈黙の第四の首・乳首はどう思ってんのか一回問いただしてみたい」




「…下々の首どもは忙しそうねって言ってそうw」




「めったにお出ましにならないしね」




「言うなればやんごとなき御身分…」




「深窓の令嬢ポジで高みの見物してんのかもね…」




【談】
普段は深窓にご控えいただいておりますが、要所要所では結構なご働きを賜り、全盛期に比べて若干ご変色あそばせられていることにつきましては心よりお見舞い申し上げます。おいたわしや。

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