笑と笑と(ショートショート)

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さ行

第四百三回 笑と笑と・【摂取】

取り入れて自分のものにすること。「ウォーターサーバー設置してる家ってさ、家族全員の水の摂取量が増えるんだって」「まぁ目につくところにあるとね」「その理屈で言えば、あの英会話のテキストずっとあそこにあるけど、いつ開くの?」「水と違って飲み込み...
あ行

第四百二回 笑と笑と・【一斉】

同時にそろって何かをすること。いちどき。「新発売のシャンプーとリンス早く使いたいのにさぁ、リンスだけ前のが残ってるからペアでまだ使えてないのよね」「あー。そういう時あるよね」「なんで一緒にヨーイドンしたはずなのに、シャンプーだけ先にゴールし...
か行

第四百一回 笑と笑と・【呼称】

名をつけて呼ぶこと。また、その名。「塩コショウのボトルってさ、最初は塩多めで出るからその名の通りでいいんだけど、最後の方になってくるともうほぼほぼコショウしか出てこないから、この場合はコショウ塩として名前を改めたほうがいいと思う」「呼称の問...
は行

第四百回 笑と笑と・【万能】

あらゆることにすぐれていること。なんでもできること。「某主婦ユーチューバーさんが “無人島に何か1つ持っていくなら、めんつゆ” と言っているのを聞いて、一つの正解を見た気がした」「確かに一言でめんつゆの無敵の万能感をよく表している…」【談】...
た行

第三百九十九回 笑と笑と・【特需】

特別の需要。特定地域の経済が大幅に活性化すること。「春休み、子供らはウキウキだろうけど、昼ごはんの支度しなきゃならないのがしんどいよね」「分かる。給食のありがたみが身に染みるよね」「私のめんつゆスカウターの精度も鈍るし」「…存じ上げない機能...
は行

第三百九十八回 笑と笑と・【判明】

明らかになること。はっきりとわかること。「昨晩熟睡出来たかどうかは、翌日朝のイチゴのヘタ取りにおいて判明することが分かった」「ヘタを皿に入れて、本体を捨てようとしちゃってたんだね…」【談】“イチゴは先っぽから食べる派” にとってヘタは “持...
ま行

第三百九十七回 笑と笑と・【猛省】

きびしく反省すること。「すべり止めシート自体がズレている、というこの状況。シートに “自覚を持て” と猛省を促したい」「今一度胸に手を当てて、なぜ己が凸凹した体なのかもう一度考えてみてほしいよね…」【談】カトラリーやキッチンツールを入れてい...
さ行

第三百九十六回 笑と笑と・【修得】

学問・技芸などを学んで会得すること。「知らず知らずのうちに “化粧の呼吸 壱の型 曇り止め” 、修得してたわ…」「鼻息で鏡曇っちゃうとアイライン引けないしねー」【談】鼻息で曇った鏡を、冷たい息を吹きかけて元に戻す技 “化粧の呼吸 弍の型 氷...
さ行

第三百九十五回 笑と笑と・【千里眼】

遠方の出来事や将来のこと、また、隠れているものなどを見通す能力。「 “この食器にラップがひっつくかどうか” の千里眼てどうやって養っていったらいいの?」「たまに “何でそんなに折り合い悪いの” っていう位相性悪い食器あるしね…」【談】かけた...
は行

第三百九十四回 笑と笑と・【不意打ち】

だしぬけに相手に攻撃をしかけること。予告なしに物事を行うこと。「はぁー…やってしまった…」「うわー、どうしたの。レンジ前コーヒーでびしょびしょじゃん」「いやコーヒー冷めたからチンしようとしたら、中に煮物を入れてたの忘れてて…」「で、ぶつけち...
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