互いの性格・調子などの合い方。
「これが明治時代とかだったらさぁ、若い娘さんの下駄の鼻緒が切れてうずくまってるところに、書生さんが “大丈夫ですか” って声掛けて恋が始まる…みたいな展開になると思うのよ」
「まぁ時代小説とかにありそうよね」
「でも歩くたびにフットカバーが脱げてうずくまってても、現代日本じゃ誰も助けてくれないのよ」
「もうあきらめて脱ぎなって。足との相性悪かったんだよ」
「あーあ。 “大丈夫ですか?足、ムレてませんか?” って誰かおんぶしてくれないかなぁ」
「そんな変態紳士いたら逆にコワいから」
「そしたらお礼にフットカバーあげたほうがいいかなぁ」
「もう必要ないしね、じゃないのよ。ほら、足ムレも受け入れて素足で歩いてこー」
【談】
全方位にシリコン止めがついてたりすると、脱げはしないものの赤く擦りむけたりするのが悩みどころです。自分にぴったりのフットカバーに出会えるマッチングアプリを開発してほしいくらい、運命の出会いを未だ果たせずにいます。
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