第四百七十九回 笑と笑と・【捏造】

な行

本当はない事をあるかのように偽って作り上げること。でっちあげ。




「こないだ買った子供用のランチョンマットがお母さん仕様になっててめちゃくちゃ感激したのよ」




「へー。どんな?」




「年、組、名前を書くスペースがすでに6年分あって、1学年終わるごとに切り離せるようになってるのよ」




「なるほど、それは便利だね」




「これがあらゆるものに標準装備されていれば、1年1組にむりやり線引っ張っていびつな2年2組に捏造しなくていいんだなって…」




「いかにも付け足しました感がすごいし、1組→3組だともう絶望するしかないしね…」




【談】
今でこそ100円ショップや手芸店にアイロンで付けられるネームタグやワッペンが豊富に売られており、手間さえかければ難なく修正がききますが、私が小学生の頃はそういうものが手軽に入手できる状況ではなかったので、修正ペン(青いボトルに入っていてむにゅって押すやつ)で直すのが最もポピュラーでした。布用ではないので当然修正箇所が真っ白にはならず、結局何年何組なのかイマイチはっきりしない名札や体操着の生徒が多数いたことが懐かしく思い出されます。

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