第三百六十四回 笑と笑と・【鬼嫁】

あ行


無慈悲な嫁をののしっていう語。また、夫が妻のことをおどけていう。





「ただいまー」



「おかえり。ね、まぶた見せて。ミミに引っ掻かれたところ」



「うーん。酷くはなってないと思うけど…」



「腫れるようだったら病院行ってよね。心配だから」



「まぁ大丈夫っしょ。今日職場の人にも気付かれてさー。“猫じゃないだろ” って言われちゃったよ」



「え、じゃあ何で?」



「 “奥さんでしょ” ってw」



「wちょっとー。どんだけ鬼嫁だと思われてんのよ」



「wいやジョーダンだって」



「 (ボソ…) そんな分かりやすいとこに傷跡残す訳ないじゃん」



「 (…嫁の中の三原じゅんこが火ィ吹いてる…‼︎) 」



【談】
「顔は止めな。ボディボディ」…全然世代ではないですが、私らへんまで漏れ伝わってきてることを鑑みると、当時の三原じゅんこの美貌とも相まって相当インパクトのあるセリフだったんだろうなと窺い知れます。

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