他に悪い影響を与える物事。
「あ…」(カツーン)
「落ちたよ。ハイ、どうぞ」
「ありがとう。このリップクリーム、すごくいいんだけどフタがつるつる滑るのよ」
「確かに、ギザギザがないと開けづらいよね」
「使うたびに滑り落ちて、“潤すところ間違ってませんか” って言われてるみたいでちょっと切ないのよね」
「先に手の保湿をしろとw」
「でもハンドクリームを塗ったら塗ったで弊害が…」
「弊害?」
「塗ったが最後、マグボトルの蓋がひねってもひねっても開かないのよね」
「今度はのどへの潤いが急務に…」
【談】
白湯の入ったマグボトルを寝る前に枕元に置いているのですが、飲む → ハンドクリームを塗る → 寝る、の順番を間違えたが最後、ひねってもひねってもマグボトルの蓋が開かず、仕方なくおやすみえりまきを駆使して手の水分、油分を全部持っていかれながら何とかひねり開けて水分を補給し、ガッサガサの手で寝る、という茶番を迎えて一日が終わります。
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