攻撃目標。ターゲット。
「フフ…こんなに炎上して…思った通りね」
「紗里さん、こないだ気にかけてたYouTuberの実家と間違えられて迷惑してた老夫婦のとこ、ターゲットこちらに移ったようです」
「あぁ、それなら良かった。これで少しでも夜寝られるといいんだけど」
「…あれ、もう次の撮影行くんですか?」
「こういうのは頻繁に更新しないとね。ちょっと札束で焚き火してくるから、後でUPお願いね」
「…俺、正直分かんないです…。何故そこまで…」
「紗里が標的になることで、罵詈雑言を浴びる人が少しでも減る。それが紗里の炎・上・商・法ってワケ。…行ってくるわね」
「紗里さん、あんたって人は…」
【談】
結論 : 加藤紗里とは、ファンタジーである。
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