秘訣(ひけつ)。秘伝。
「どこまで行っても終わりがない。終わりなき…家事。人生において終わらないのは旅とともに家事なのかもしれない」
「ミスチル入ってるね」
「閉ざされたドアの向こうは極力見たくないし」
「まぁ、そっ閉じしちゃうよね」
「というわけで、自分を楽にしてあげる為にアサカジに取り組んでみることにした」
「えらいじゃん。朝起きて家事すんの?」
「違う」
「え?」
「“浅い” の方」
「浅家事!?」
「全部完璧になんて無理なんだから、広〜く浅〜く、3割うまい!の “ぎょうざの満州” 精神でやっていこうと思う」
「生きるためのレシピってそれだったのか…」
【談】
そう考えてみれば、『名もなき詩』の “ちょっとぐらいの汚れものならば残さずに全部食べてやる” の歌詞も、多少の手抜きもokよ、という “名もなき家事” を頑張っている人へのエールにも聴こえてきます。
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