か行 第四百十三回 笑と笑と・【生粋】 まじりけが全くないこと。「生粋の山育ちかどうかは、トンボの捕まえ方に如実に表れると思う」「捕獲の仕方が進撃の巨人のそれだからね…」【談】気配を消して後ろから忍び寄り、手の平をパーからグーにして捕獲。絶妙にあけた指の隙間でトンボの胴体や羽は一... 2023.07.08 か行笑と笑と(ショートショート)
ら行 第四百十二回 笑と笑と・【落胆】 期待や希望どおりにならずがっかりすること。「いや、気持ちは分かるよ。生まれたてほやほやの姿という最高のコンディションで撮影に臨んだんだろうなっていうのは分かる。でも実際会って、“え、シワがすごい…” ってなったらそのギャップに落胆せずにはい... 2023.07.03 ら行笑と笑と(ショートショート)
た行 第四百十一回 笑と笑と・【咄嗟】 ごくわずかな時間。『こちらが現場です。閑静な住宅街で事件は起こりました。それでは隣人の方にお話を伺ってみましょう』『いえね、そろそろ寝ようかしらって思ってた時に、お隣の小松さんのおうちから “ウホォーゥ!!!” って声が聞こえて…』- - ... 2023.07.01 た行笑と笑と(ショートショート)
た行 第四百十回 笑と笑と・【同調圧力】 周囲の多くの人と同じように考え行動するよう、暗黙のうちに強制すること。「最近2歳の息子が “どうぞ” を覚えて、いろんなものを “どうじょーっ” って手渡してくれるんだけどさぁ…」「へー。可愛いw」「自分の欲しいもの指差して “どうじょー!... 2023.06.30 た行笑と笑と(ショートショート)
か行 第四百九回 笑と笑と・【根源】 物事の一番もとになっているもの。おおもと。「ゴミ箱に張られたポテチの袋バリケードをグーで突破する時、何らかの波動が拳から出ている気がしてならない」「みなぎる怒りがその根源であることは間違いないね…」【談】“折りたたんでから捨てろ” と幾度と... 2023.06.29 か行笑と笑と(ショートショート)
た行 第四百八回 笑と笑と・【峠】 山道をのぼりつめて、下りにかかる所。「アウトコーナーギリギリのライン攻めて、イイ感じのカーブ決められたと思う」「何?ツーリングの話?」「いや、メロン」「メロン!?」「ほら、こないだ実家から送られてきたやつ。綺麗に切れただろ。さ、食べよ」「う... 2023.06.02 た行笑と笑と(ショートショート)
か行 第四百七回 笑と笑と・【木っ端微塵】 細かく粉々に砕け散ること。「妙齢の女性以上に日焼けを恐れているのって、実はピンチハンガーの洗濯バサミなんじゃないかと思う。木っ端微塵に打ち砕かれていくし」「紫外線の恐ろしさをまざまざと見せつけられるよね…」【談】プラスチック製のピンチハンガ... 2023.06.01 か行笑と笑と(ショートショート)
な行 第四百六回 笑と笑と・【難解】 わかりにくいこと。むずかしいこと。「昨日、何でこんな仕打ちを受けなきゃならんのって思ったことがあって…」「w 何、どうしたの」「気合い入れて家族全員分の水筒消毒しようと思って、全部のパーツ分解して漬けてたの」「6本分?頑張ったね」「そしたら... 2023.05.30 な行笑と笑と(ショートショート)
た行 第四百五回 笑と笑と・【途方に暮れる】 方法や手段が尽きて、どうしてよいかわからなくなる。「服買うとスペアのボタンが付いてくることあるけどさぁ、手にした瞬間に “え、これどこにしまっとけばいいの?” って途方に暮れるよね」「身元不明のボタンがすでに裁縫箱にごろごろ転がってるしね…... 2023.05.29 た行笑と笑と(ショートショート)
あ行 第四百四回 笑と笑と・【相性】 互いの性格・調子などの合い方。「これが明治時代とかだったらさぁ、若い娘さんの下駄の鼻緒が切れてうずくまってるところに、書生さんが “大丈夫ですか” って声掛けて恋が始まる…みたいな展開になると思うのよ」「まぁ時代小説とかにありそうよね」「で... 2023.05.23 あ行笑と笑と(ショートショート)