笑と笑と(ショートショート)

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や行

第二十四回 笑と笑と・【やぶさかではない】

…する努力を惜しまない。気が進まないわけではない。「日曜日のデート遊園地?あんま気が進まないなぁ…」「えーいいじゃん。行こうよ~」「でも君が檻に収監されて、グミ100円で買って与えたりしてもいいなら やぶさかではないよ。」「あ~ん私、人殺到...
ま行

第二十三回 笑と笑と・【身につまされる】

他人の不幸などが、自分の境遇・立場と思い合わさって切実に感じられる。「背の低い中学生が、自分の足のサイズより明らかに大きなスニーカーを 履いているのを見ると、コンプレックスが逆に強調されてる気がして、 身につまされる思いがするわ…」「とりあ...
か行

第二十二回 笑と笑と・【奇をてらう】

わざと普通と違っていることをして人の注意を引こうとする。「こないだ街コン行ったんだけど」「うんうん。どうだった?」「渡されたカードの職業欄に “逆反面教師” って書いてあったんだけど どういう奇のてらいかただと思う?」「うん、それただの教師...
は行

第二十一回 笑と笑と・【袋小路】

ものごとが行き詰って先に進めない状態。「前々から言おうと思ってたんだけどさ…」「何なに?」「あなた卵かけご飯はチンする派でしょ。」「おうよ。」「そのこと “たまちんご飯” って言うの………やめてくれないかな…?」「…」「…」「…ダメ?」「う...
あ行

第二十回 笑と笑と・【如何(いかん)ともし難い】

どうにもならない。どうすることも出来ない。「夜中小腹がすいたときに限って “悪魔の” トーストだのおにぎりだの思い出すのって、もう自分では如何ともし難いよね…」「不可抗力飯テロ…」【談】この流れをうけて、ボリュームたっぷり、かつ低カロリーな...
あ行

第十九回 笑と笑と・【致し方ない】

仕方がない。止むを得ない。「子供に箸の持ち方を注意するたび、脳裏にくわまんの握り箸が浮かぶんだけどこれって致し方ないことなのかな…」「だいじょうぶだぁ世代の軽いトラウマ…」【談】見てはいけないものを見てしまった、という最初の記憶かもしれませ...
ま行

第十八回 笑と笑と・【滅相もない】

とんでもない。あるべきことではない。「君、聞いたよ。日曜日に遊びに行った上司の家で、おもむろに戸棚に合ったガンプラ解体してピタゴラスイッチ作って、最後に “休日出勤反対” って旗立てたんだって?いやぁ、なかなか出来ることじゃないよ」「いえ、...
ま行

第十八回 笑と笑と・【黙殺】

無視して取り合わないこと。「コンビニで『温めますか』って聞かれたから『はい、僕も』って言ったら黙殺されたんだけど忙しかったのかな?」「たぶんそれ裏で “寒がり” ってあだ名付けられてるよ」【談】コンビニにおける長時間労働、営業時間短縮の是非...
は行

第十七回 笑と笑と・【没頭】

一つのことに熱中して他を顧みないこと。「まゆ毛整えることに没頭しすぎて…くっきーの白塗りメイクのつんくになったわ…」「それでは歌っていただきましょう。シャ乱Qで “いいわけ” 」デデッデッデッデー【談】テスト前などにしばしば見られ...
は行

第十六回 笑と笑と・【腐心】

あることを成し遂げようと心をくだくこと。苦心。「自撮りの加工に腐心しすぎて免許証の写真を受け入れられない…」「SNS世代の闇…」【談】管理人はスマホカメラを起動したときに、操作を誤りレンズを顔側に切り替えてしまったときの無防備な自分を直視で...
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