第百二十七回 笑と笑と・【不甲斐ない】

は行

情けないほど意気地がない。まったくだらしがない。


「こちら側のどこからでも切れます、って書いてあるのに全く切れないときの不甲斐なさったらないよな」

「逆にわーこれ開けづらそう、と思ってハサミ準備したあとに “手で切れます” って書いてあった時の注意力の無さにもなかなか打ちひしがれるものがあるよな」


【談】
野菜をまとめているテープを前にしてハサミがない時のとりつくしまのなさもなかなかだと思います。素手ではびくともしない農家の矜持、JAの企業努力などが垣間見えます。

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