第二百二十四回 笑と笑と・【過信】

か行

価値や力量などを実際よりも高くみて、信頼しすぎること。


「癖っていうか、もうある意味病気かなって思うんだけど…」

「あ、おかえりー。買ってきてくれた?」

「シソ忘れた。さっき思い出して…」

「何でよ〜(泣) メモして行ったのに…」

「スーパーに着いた途端、メモ見るのがすこぶるめんどくさくなるの、あれ何なんだろうな」

「いや分かるけどさ…」

「そして己の記憶力を過信してしまう…」

「…まぁパンチの効かない手巻き寿司食べて、少しは反省してよね」


【談】
米を量るときにふと考え事が思い浮かび、水に浸した瞬間に “あれ、何合入れたんだっけ?” とその記憶がすっぽ抜ける病も何とか克服したいです。

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